大事に育てた苺苗
今年は一季なりの苺を育てました。寒い時期は苗の周りにマルチングしたり、朝早く起きて花が咲いていたらクシュクシュと指で人工受粉を施したり、実が成りはじめたら赤くなるように太陽に向けたり、とそれはそれは大事に育てました。

憎きうどん粉病
しかし、長雨の後、白い粉がついた様な葉っぱが出てきて調べたら、うどん粉病でした。水やりをやり過ぎてしまったのかもしれません。残念ながら実は食べれませんでした。悔しかったです。
新しい葉が出た
でも葉っぱを取り除くと健康な葉っぱが次々出てきて、ランナーも次々出てきました。まだがんばれるぞ!という苺の意気込みを感じました。
ランナー栽培
調べたらうどん粉病にかかった苺苗もランナー栽培はできるとわかりました。実はこのランナー栽培をやってみたかったのです。収穫時期を過ぎた6月に苺の親株から出たランナーには子株が出てきます。その子株を大きく育てて来年良い苺を収穫することにしました。

必要なもの
ビニールポット、培養土
株の増やし方
- 親株から出たランナーの子株のクラウンを培養土入りのポットに置く。
- まだ根がないため浮いてしまうのでUの字にしたビニタイをクラウンの中央から土に向かって垂直に突き刺して止める。
- ランナーは切らず、親株に水やりをして子株を育てる。
- 10月初め、ランナーを切って子株を定植する。
来年に期待
ランナーは人間で言うと臍帯みたいな役割だと思います。初めて増やし方を知った時は植物の中にも親と子の繋がりを見て感動しました。今年は子株を通して念願の苺を収穫できたらと思います。
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