生ゴミコンポスト

園芸

祖父母の思い出

子供の頃、夏休みになると祖父母の家に泊まりに行ってました。祖母は台所で出る野菜の皮や卵の殻、茶殻などを畑の土に埋めていました。当時私はそこがゴミ箱なんだなという程度の認識しかありませんでした。

祖父母は季節になると畑で採れた野菜や果物を箱いっぱい送ってくれました。良い思い出です。

生ゴミコンポスト

最近、花や野菜、果樹を育てるなかで栄養豊富な土の大切さに気づき、コンポストを始めました。
土の中に生ゴミと糠を入れ、熟成させると栄養豊富な堆肥が出来上がります。祖父母がやっていたのはこれだったのか!とようやく気づきました。

必要なもの

適当な大きさの不織布の鉢,黒土,米ぬか,生ゴミ,水,木酢液(水1Lに対して木酢液30ml),煉瓦3〜4個,スコップ

生ゴミで入れて良いもの

果物の皮,お茶殻,野菜のクズや皮,コーヒーのカス,パン,納豆

玉ねぎの皮や卵の殻は分解されづらいのでやめたほうが良いです。

肉魚の骨を入れると虫が湧いてしまうのでやめたほうが良いです。私は1度失敗しました😅

作り方

直射日光や雨が当たらない場所に設置します。私は屋根のあるウッドデッキです。

  1. 不織布の鉢の下に煉瓦を設置する。鉢に1/3程黒土を入れて水で湿らす。手で握って形が少し崩れる程度で良い。
  2. 生ゴミ投入後、米ぬかを生ゴミの1/3程入れ土を被せ、水を少しかける。
  3. 鉢は虫が入らないように軽くフタをする。私は煉瓦を1つ載せてます。
  4. 次の日に生ゴミを入れる時は別の場所に穴を掘って1〜3を繰り返す。
  5. 週一回空気を入れるために全体をかき混ぜる。
  6. 週一回水で希釈した木酢液を投入するとよりふかふかの良い堆肥ができる。
  7. ある程度いっぱいになったら生ゴミ投入を止めて甘熟させる。完成。
  8. 夏は1ヶ月。冬は2〜3ヶ月。

私の場合、途中白いカビが発生したりしましたが調べたら好気性菌で無害なカビであり、土が発酵している良い傾向だったのでそのまま継続しました。

スイカの固い皮が消えて土になっていたのには驚きました。微生物が働いてくれたおかげでふかふかの良い土になります。

思い浮かんだ聖書のことば

野菜や果物の皮が土に返り、栄養豊富な土になって、また新たな命を生み出すのです。凄い!聖書の一節が思い浮かびました。

一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。ヨハネの福音書12章24節

自然を通して生き方などいろいろ教えられます。

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